健康被害が相次いでいた、いわゆる「大麻グミ」を製造・販売していた大阪市の会社の元社長が逮捕されていたことがわかりました。
医薬品医療機器法違反の疑いで２５日逮捕されたのは、大麻グミを製造販売していた大阪市の会社「ＷＷＥ」の元社長・松本大輔容疑者（３９）と、元従業員の髙田浩司容疑者（３８）です。
近畿厚生局麻薬取締部によりますと、松本容疑者らは去年１１月、指定薬物成分ＨＨＣ（ヘキサヒドロカンナビノール）を含んだ固形物、約７．７キロを神奈川県厚木市にある会社の倉庫に保管していた疑いが持たれています。
大麻グミをめぐっては、食べた人が救急搬送されるなど全国で体調不良を訴える人が相次ぎ、麻薬取締部は「ＷＷＥ」に立ち入り検査を行い、販売停止命令を出していました。
松本容疑者はＳＮＳ上で、「ＷＷＥ」は２月末で解散したと表明しています。