今月、栃木県宇都宮市のトレーニング施設の低圧室で、男女2人が意識不明の状態で発見された事故で、重体となっていた57歳の競輪選手の男性が、28日、死亡しました。
この事故は今月12日、宇都宮市にあるトレーニング施設の「低圧室」にいた57歳の競輪選手・渡辺藤男さんと、中で装置の操作をしていた53歳の女性が意識を失った状態で見つかったものです。
警察は、意識不明の重体で市内の病院で治療を受けていた渡辺さんが、28日夜、死亡したと発表しました。
女性は、発見前に自ら「扉が開かない」という趣旨の通報をしていたということです。
警察は、事故の原因などを詳しく調べています。