今日2日(木)は広い範囲で晴れて、昨日1日(水)より気温の上がっている所が多くなっています。極端な暑さではなく、比較的過ごしやすい体感です。明日3日(金)も晴天が続き、25℃以上の夏日になる所が増える見込みです。
北海道は朝と昼間の差が25℃超の所も
今朝は放射冷却現象が効いて冷えた所が多く、北海道陸別町で-4.3℃など、北日本を中心に全国80地点で最低気温が0℃未満の冬日となりました。東京都心も最低気温は10.8℃と、4月11日以来の肌寒さになりました。その後はたっぷりの日差しで各地気温が上がり、14時までの最高気温は20℃前後の黄色やオレンジ色の所が多くなっています。東京は13時24分に、21.7℃を観測しました。雨と冷たい北東風で気温が右肩下がりとなった昨日に比べると、14時00分の気温は4.3℃高くなっています。北海道は、特にオホーツク海側で気温の上昇が顕著です。西風が山を越えてフェーン現象が発生したとみられ、湧別町では13時41分に23.4℃を観測しました。また、陸別町では21.4℃まで上がり、朝と昼間の気温差が25.7℃と、非常に大きくなっています。25℃以上の夏日になったのは沖縄県や九州の一部のみで、全国16地点にとどまりました。
明日も晴天 気温はさらに上昇
3日(金)の天気と気温
四連休初日となる明日3日(金)・憲法記念日も、日本付近は高気圧に覆われて広い範囲で晴れます。朝は今朝と同じくひんやりとして、内陸部では1桁の所が多い予想です。昼間は九州から東北を中心に今日よりさらに気温が上がり、最高気温は東京で23℃、仙台や名古屋・福岡で24℃、大阪では25℃の夏日の予想になっています。からっとした暑さではあるものの、屋外では水分補給や日陰での休憩を心がけてください。北海道も、昼間は引き続き暖かくなります。ただ、上空に寒気が流れ込む影響で、道北や道東オホーツク海側では朝よりも夜の方が冷えそうです。お出かけの際は帰り道に備えて、ストールなど一つ足せる小物があると重宝します。