強風でカーブミラー倒れ男児けが…支柱の根元腐食、テープで補修

愛媛県新居浜市は9日、同市宇高町の市道交差点脇のカーブミラー(鋼管製、高さ3メートル)が強風で倒れ、通行中の小学生にあたる事故が起きたと発表した。男児は頭部に軽傷を負った。
市道路課によると、事故は5日午後4時30分頃発生。市内全域に強風波浪注意報が発令されており、事故のあった時間帯は最大瞬間風速15・2メートルの強風が吹いていたという。
倒れたカーブミラーの設置年は不明。2022年12月の点検で、老朽化が確認された331基に含まれていた。支柱の根元が腐食していたが、取り換えまでの緊急性はないとして、劣化を防ぐための補修テープを巻いたという。
事故を受け、同課はカーブミラー約3200基の総点検を始めた。亀井英明課長は「負傷した男児には大変申し訳ない。事故を 真摯 に受け止め、適切な維持管理に努めたい」とコメントした。

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