自民党安倍派の政治資金規正法違反事件を受けて自民を離党した塩谷立・元文部科学相と中央大の中北浩爾教授が13日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、同法違反事件について議論した。
塩谷氏は自身の離党勧告処分について、「政治的、道義的責任をとることは必要だが、(岸田)首相の責任はどうなるのか」と述べ、党総裁である首相を改めて批判した。中北氏は「処分という議員の身分に関わることだから、腹を割って理解してもらうことが必要だ」と指摘した。
塩谷氏は、1月下旬に森喜朗・元首相と面会し、議員辞職を促されたことも明らかにした。