東京・杉並区 児童扶養手当を誤支給 計590万円余り 受給者からの申し出で発覚 連絡とれた約8割の世帯は返納に了承

東京・杉並区は、区が実施する児童扶養手当について、132世帯に対しあわせて590万円あまりを誤って支給していたことを明らかにしました。
杉並区によりますと、児童扶養手当が誤って支給されたのは、ことし3月末に受給する資格を失ったり、資格が停止されたりした132世帯で、今月11日に支払われた金額はあわせて590万円あまりにおよぶということです。
手当を受給した住民からの申し出で発覚し、区が調査したところ、システムへの入力ミスが原因だったということです。
区は今後、返納を求める文書などを全世帯に郵送する予定で、連絡がとれているおよそ8割の世帯からは、返納の了承が得られているということです。
杉並区の岸本区長は「深くお詫びを申し上げるとともに、今後、このようなことがないよう再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

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