堀江氏かたり「ベスト5もうかる株」 半年で1億円超被害、大阪の50代女性 著名人かたる詐欺相次ぐ

大阪府警は14日、大阪府内に住む自営業の50代女性が、交流サイト(SNS)で実業家の堀江貴文氏らをかたる人物に投資やトラブル解決名目で昨年11月~今年4月に計約1億600万円をだまし取られる詐欺被害に遭ったと発表した。
府警によると女性は昨年11月下旬、SNS上で堀江氏の写真と共に「ベスト5もうかる株」などとうたった広告を発見。アクセスすると、堀江氏やアシスタントを名乗る人物のSNSアカウントに誘導され、やり取りを重ねた。その後、金への投資を勧められ、計約5700万円を口座振り込みなどで支払った。
今年2月には「カスタマーサービス」を名乗る人物から「口座が犯罪に使われ、資金が凍結した。解除には追加料金が必要」というメッセージを受信。解決名目で計約4900万円を指定口座に振り込んだ。
府警によると、府内での著名人をかたるSNS型投資詐欺の認知件数は今年1月から今月13日までで約130件。被害総額は約20億円に上るという。

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