広島県安芸高田市の石丸伸二市長(41)が16日、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に立候補する意向を明らかにした。
石丸氏は16日にXで「東京都知事選に出ることにしました」と書き出し「東京を変えて、日本を変えてみたいと思います」とつづり「一極集中から多極分散へ。これしか東京と地方が発展する道はないと考えています」と思いを記した。
投稿5時間後には約3500件以上のコメントが集まった。石丸氏に対する期待への表れとして「応援してますよ~ 新しい風を入れて変えてください 石丸さんなら昔からある老害攻撃にも立ち向かってくれるでしょう」「この方の手腕ややり方は過去の実績や市議会とのやり取りを見ていたら分かります。さあ都知事選が面白くなるぞ」「東京が抱える問題は多岐にわたりますが、若くて発言力のある石丸さんならいい方向に解決出来ると思います 応援しております」「うおおおおおお!!!! まじか!!! 胸が熱すぎる!!! 全力で応援しております」などと書き込まれていた。
石丸氏は20年8月、買収事件で公選法違反に問われ実刑判決を受けた河井克行元法相から、現金を受け取ったことを認めた前市長の辞職に伴う市長選で初当選した。議会の様子や地元紙とのやりとりなど映した非公式の「切り抜き動画」などがネット上で拡散。歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで、市議会で居眠りをする議員を批判し、「恥を知れ、恥を」と叫ぶ姿が話題となっていた。安芸高田市は人口約2万6000人だが、YouTubeの「広島県安芸高田市公式チャンネル」は多くの注目を集め、登録者数は約26・3万人に上った。