台風1号 大東島地方へ接近 月末は関東の南を通過し雨風強まる可能性

強い勢力の台風1号(イーウィニャ)は今日5月29日(水)6時現在、南大東島の南を北東に進んでいます。今後も北東方向に進み、大東島地方に接近する見込みです。31日(金)頃には関東の南の海上を通過する予想となっています。▼台風1号 5月29日(水)6時 中心位置 南大東島の南南西約310km 大きさ階級 // 強さ階級 強い 移動 北東 35 km/h 中心気圧 985 hPa 最大風速 35 m/s (中心付近) 最大瞬間風速 50 m/s※記事本文は下に続きます。
関東に近づく可能性も
大東島地方を通過した後は勢力を弱めながら北東に進む予想です。明日30日(木)夜になると、台風の北側に広がる雨雲が東海や関東、西日本の太平洋側にかかり始め、雨の範囲は東北地方まで広がる見込みです。台風は31日(金)には伊豆諸島付近を通過する予想で、北寄りの進路を進んだ場合は関東のかなり近くを進む可能性があります。台風に吹き込む北東からの風が強く吹くなど影響が出ることが考えられますので、今後の進路に注意をしてください。また、冷たい東寄りの風が吹く関東や東北太平洋側では20℃前後と、前日より大幅に気温が下がる予想です。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。台風1号の名前「イーウィニャ(Ewiniar)」はミクロネシアが提案した名称で、嵐の神という意味のチューク諸島の伝統的な言葉からとられています。

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