理科の実験中に硫化水素吸い込んだか…中学2年の4人が軽症 長野

30日午前、長野県岡谷市の中学校で理科の実験中に、硫化水素とみられる気体を吸い込んだ2年生の生徒4人が、体調不良を訴えて病院に搬送されました。全員、軽症だということです。
30日午前9時半ごろ、岡谷市湊の岡谷南部中学校で、2年生のクラスが理科の実験を行っていたところ、硫化水素とみられる気体を吸い込んだ男女4人の生徒が、せき込むなどの体調不良を訴えました。
警察などによりますと、4人は諏訪市内の病院に搬送されましたが、いずれも搬送時に意識はあり、会話ができる状態だったということです。学校によりますと、生徒は既に学校に戻っています。
この中学校では、2017年にも理科の実験中に生徒12人が体調不良を訴えて、病院に搬送されていました。岡谷市教育委員会は、30日夕方に会見を開き、当時の状況などを説明するということです。

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