日本郵便四国支社(松山市)は3日、新居浜郵便局(愛媛県新居浜市)が配達するはずだった郵便物「タウンプラス」1537個と「タウンメール」51通の計1588通・個が配達されず、新居浜市内の空き家から見つかったと発表した。
同支社によると、昨年10月9日、市民から「空き家の中に、郵便物と思われる物が放置されている」と同郵便局に連絡があり、同局社員が確認した。
タウンプラスなどは個人や企業から配達依頼を受け、2015年8月から23年9月までの間に配布されるはずだった。大半は同市内全域を配布エリアとしていた。同局社員233人が手分けして配達しており、社内調査では原因が特定できなかったという。
同支社は「依頼者への返金や謝罪は既に終えており、社員の業務管理を徹底する対策を講じた。市民には多大なご迷惑をかけ、深くおわびします」としている。