不審バケツに社長宛ての貼り紙「よろしければお使いください」鑑定進める

大阪府松原市立部のゴルフ練習場で「バケツが爆発した」と通報があり男性従業員が軽いやけどを負った事案で、バケツに練習場の社長に対し、「よろしければお使いください」といった文言が書かれた紙が貼られていたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。大阪府警はバケツ内に入っていた液体の鑑定を進めるとともに、詳しい経緯を調べる。
捜査関係者によると、バケツの側面には「社長へ」などと書かれた紙が粘着テープのようなもので貼られていた。ペットボトルや中身が不明の四角い物体も黒いテープで取り付けられていたという。
蓋にも「キケン、さわるな」の文言の紙が貼り付けてあったが、これは練習場の従業員が貼ったものと判明した。
バケツは高さ約70センチで6日午前5時ごろ、事務所入り口に置かれているのを従業員が発見。同日午後1時ごろに男性従業員(41)がバケツを移動させるため軽トラックの荷台に載せて運ぼうとしたところ、熱風が出てやけどを負った。

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