九州大学は7日、九州大学大学院総合理工学研究院の男性教員が、覚醒剤取締法違反の容疑で5月31日に逮捕されたと発表しました。
6月3日に連絡を受けたとしています。
九州厚生局麻薬取締部などによりますと、覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、九州大学大学院総合理工学研究院の常勤教員の男です。
男は5月31日、自宅で覚醒剤を所持した疑いが持たれています。
認否は明らかにされていませんが、男は大学の聞き取りに対し「2020年の夏ごろから覚醒剤を使用していた。研究室では使っていない」などと話しているということです。
九州大学の石橋達朗総長は「学生を教育する立場にある教員が逮捕されたという事実を厳粛に受け止めています。学生、関係者、国民の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしますことを深くお詫び申し上げます」とコメントしています。
その上で、事件の詳細に関しては現在、当局で捜査中で、本学としても直ちに事実関係の調査を開始し、詳細の把握に努めていていて今後、厳正に対処するとしています。