5月26日、徳島市のパチンコ店の駐車場で男性が刃物で刺された事件で、警察は逃走していた暴力団構成員の男を新たに1人逮捕しました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、住居・職業不詳の指定暴力団六代目山口組傘下組織の構成員・石川友和容疑者(53)です。 警察によりますと、石川容疑者は共謀のうえ、5月26日の深夜に徳島市国府町にあるパチンコ店駐車場で57歳男性の腹部を刃物で複数回突き刺すなどして殺害しようとした疑いがもたれています。 この事件では、すでに徳島市の無職・大隅雅彦容疑者(61)や自称・塗装工の清谷孝之容疑者(57)ら男3人が逮捕されていましたが、3人以外にも関与していた人物がいた可能性があるとみて、警察は捜査本部を設置し、逃走した人物の行方を追っていました。 その後、警察は6月10日に名西警察署に出頭してきた石川容疑者を逮捕しました。 警察は石川容疑者の認否を明らかにしていません。 警察は、4人の役割や動機を調べるとともに、他にも関与した人物がいた可能性もあるとみて捜査しています。