朝日新聞元記者の名刺で応援団「取材」、消防職員の男を容疑で逮捕…自宅から偽の腕章など40点

朝日新聞社の元記者の名刺を不正に利用したとして、警視庁築地署は12日、神奈川県の鎌倉市消防本部職員の男(30)を私印不正使用容疑で逮捕したと発表した。逮捕は11日。
発表によると、男は4月8日、東京都新宿区の明治神宮野球場で、私立大学の応援団を撮影するため、実在する朝日新聞社の元記者の名前が入った偽の名刺1枚を団員の学生に渡した疑い。「朝日新聞の取材なら受けてもらえると思った」と容疑を認めている。記事が掲載されないことを不審に思った大学側が朝日新聞に連絡し、事件が発覚した。
男の自宅からは自作したとみられる偽の名刺や腕章など計約40点が見つかり、築地署は男が今年4月から記者を装い、複数大学の応援団員やチアリーダーらを撮影していたとみて調べている。

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