川崎・生田緑地の公式Xが不適切投稿 蓮舫氏の写真など使用

川崎市は20日、同市が運営を指定管理者に委託している生田緑地(川崎市多摩区)のX(ツイッター)公式アカウントで、不適切な投稿があったと発表した。共産党東京都委員会が作成した都知事選候補の蓮舫氏の写真と共に、寄付を募るチラシを引用して、「完全にアウト」と書き込んでいたという。
市によると、投稿者は指定管理者である「生田緑地共同事業体」(日比谷花壇など3社で構成)の60代の男性職員。職員は19日午後9時22分ごろ、評論家が共産党のチラシに「アウト--!」とコメントした投稿を引用する形で、生田緑地のXに投稿した。職員は自分のアカウントだと誤解し、「公職選挙法が禁止する事前運動にあたるのではとの思いがあった」と説明しているという。
投稿の約1時間後に市職員が発見し、午後10時29分に削除された。生田緑地整備事務所の松本茂人事務所長は「不適切で深くおわびする。再発防止、信頼回復に努める」とコメントした。【和田浩明】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする