東京都教育委員会は5日、都立高校の教員が全校生徒の顔写真や氏名などが載った資料を入れたファイルを紛失したと発表した。先月26日、資料を撮影した画像が生徒の間で出回ったことで発覚。翌日、ファイルは教室内で見つかったが、2クラス分の資料が入っていなかった。外部への流出は確認されていないという。
都教委によると、資料は教員が「指導のため」に作成し、管理していた。1~2年生全422人の顔写真と氏名、3年生全177人の氏名と性別などが掲載され、うち10人については服装や言動に関する文言が記入されていた。いつ紛失したかは不明という。
[時事通信社]