漂白剤が混ざった水を客に提供 福岡市本社のレストラン「ピエトロ」 警察が業務上過失傷害の疑いで捜査

福岡市に本社を置くレストランチェーン「ピエトロ」の店舗で漂白剤が入った水を客に提供していたことがわかりました。
客1人が喉に軽傷を負っていて警察が業務上過失傷害の疑いで捜査しています。
水を飲んだ女性客が喉に軽傷
今年4月30日、福岡県筑紫野市の「ピエトロイオンモール筑紫野店」で従業員が、漂白剤が入った水を客に提供しました。
従業員が、洗浄中だった水を入れる容器を誤って持ち出し、漂白剤が入った水を客のコップに注いだことが原因です。
漂白剤が入った水を飲んだ客は計4人。
そのうち女性1人が喉に軽傷を負っていて警察が業務上過失傷害の疑いで捜査しています。
取材に対し「ピエトロ」は、事実を認めた上で「被害を負わせてしまったお客様にお詫び申し上げるとともに再発防止に努めます」とコメントしています。
「ピエトロ」がHPに掲載したお詫び文書(全文)
お客様へ 2024年7月5日 株式会社ピエトロ
本日の報道に関するお知らせ
本日、一部メディアにおいて、本年4月30日、弊社レストラン「ピエトロ イオンモール筑紫野店」にて漂白剤の希釈水をお客様に誤ってご提供し、警察が業務上過失傷害の疑いで捜査中、との報道がございました。
上記報道の内容は事実であり、ご迷惑をお掛けしたお客様には改めまして心よりお詫び申し上げます。
弊社では、希釈水を摂取された方4名を発生直後に特定し、ご体調の確認や必要に応じて医師の診察を受けていただくなどの対応を進めました。
また、直ちに保健所に報告のうえ、指導内容に基づき再発防止策を策定し、全店で実施しております。
現在、本件については警察が捜査中であり、弊社といたしましては当該捜査に全面的に協力してまいりますとともに、本件を厳粛に受け止め、お客様にご安心いただける店舗運営により一層努めてまいる所存です。

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