今日12日(金)は梅雨前線の影響で、西日本から東日本の広範囲で梅雨空が広がります。朝から西日本や東日本の一部で雨が強まっており、午後は関東で雨が強まるおそれがあります。
朝から近畿などで雨が強まる
今日12日(金)は停滞する梅雨前線の影響で広範囲で雨が降ります。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み活動が活発な状況が続いています。今朝にかけて近畿や四国、九州などで雨が強まっており、和歌山市では1時間に50mm以上の非常に激しい雨が降りました。また、5時00分、愛媛県松山市緑町付近で土砂災害が発生したため、清水地区に対して警戒レベル5「緊急安全確保」の避難情報が発令されました。これまでの雨で地盤が緩んでいる地域では、土砂災害や河川の増水に警戒が必要です。このあと昼頃にかけては、東海にも発達した雨雲がかかり、1時間に30mm以上の激しい雨の降るおそれがあります。午後になると西日本や東海は次第に雨は落ち着きますが、九州では夜になると再び雨が強まる可能性があるので注意が必要です。
関東南部は帰宅時間帯に強雨のおそれ
関東も朝から広範囲で雨が降っています。北部では局地的に雨雲が発達して土砂降りになっているところもあります。発達した雨雲が西から進んでくるため夕方前から雨の降り方が強まり、広い範囲で本降りになる見込みです。関東南部の沿岸部では活発な雨雲がかかり激しい雨の降るおそれがあります。道路冠水などに注意が必要です。随時、最新情報を確認するようにしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)