元上司の両足を金属バットで殴ってけがをさせたとして、60歳の無職の男が現行犯逮捕されました。
男は容疑を認め、「仕事の進め方で意見があわず、よく喧嘩をしていました。退職したらけがをさせようと決めていました」と話しているということです。
17日午後7時前、北九州市小倉北区の路上で、通行人の男性から「高齢者と若者がもめ、バットを持っていたようだ」と警察に通報がありました。
警察官が現場に駆けつけると、会社員の男性（57）が金属バットで両足を殴られてけがをしていて、男が殴ったことを認めたため、警察は男を現行犯逮捕しました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、住居不定・無職の渡部和典容疑者（60）です。
警察によりますと、男性は渡部容疑者が5年ほど前まで勤めていた会社の上司で、渡部容疑者は職場から出てきた男性のあとをつけ、高架下でいきなり後ろから襲いかかったということです。
取り調べに対し、「仕事の進め方で意見があわず、よく喧嘩をしていました。仕事を退職したら元上司にけがをさせようと決めていました」と供述し、容疑を認めているということです。