旅行で訪れた北海道真狩村で車を運転中に乗用車と正面衝突事故を起こし、同乗者のうち女性2人に骨折などのけがをさせたとして、倶知安署は20日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、中国籍の会社員トウ柏民容疑者(39)を逮捕した。署によると、事故では2人とトウ容疑者を含め、双方の計11人全員がけがをした。
逮捕容疑は19日午後、ワゴン車を運転中、乗用車に衝突し、同乗のフィリピン国籍の45歳と47歳の女性を負傷させた疑い。
トウ容疑者は「対向車がはみ出してくるように見えて、驚いて右ハンドルを切った」と供述。ワゴン車には容疑者の家族や友人ら計7人、乗用車には4人が乗っていた。