気象庁の22日午後4時前の発表によると、関東甲信地方では、太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気の流れ込みと日中の気温上昇の影響で大気の状態が非常に不安定になっている。夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降る所があるとしている。
22日に予想される1時間降水量は多い所で、関東地方北部と南部で50ミリ、甲信地方で30ミリ。
同庁は、夕方にかけ土砂災害に厳重に警戒し、夜遅くにかけては低い土地の浸水、河川の増水に警戒・注意するよう呼びかけた。また、落雷、激しい突風への注意も必要という。
同庁は午後4時33分に群馬県に、同4時53分には栃木県に、さらに同6時3分に茨城県と山梨県に竜巻注意情報を出した。群馬県南部、栃木県北部・南部、茨城県北部、山梨県中・西部と東部・富士五湖では竜巻などの激しい突風が発生しやすい気象状況になっているという。