28日午前、伊丹発松山行きの全日空機がエンジントラブルのため伊丹空港に引き返し着陸しました。2つあるプロペラは着陸した際、1つが止まった状態でした。 全日空などによりますと、28日午前11時半ごろ、伊丹空港から愛媛県の松山空港に向かっていた全日空機(ANA1639便)が右エンジンに不具合を示す警告灯が点灯するエンジントラブルのため、緊急事態を宣言して引き返し、正午すぎ、伊丹空港へ左エンジンのみで着陸したということです。 機体には赤ちゃんを含む乗客乗員79人が乗っていましたが、けが人はいなかったということです。 引き返した便はプロペラ式エンジンを2つ搭載した双発機のボンバルディア社製「DHC-8-402型機(座席数:74)」で片方のエンジンにトラブルが起きたとみられています。 MBSが伊丹空港に設置したカメラには引き返してきた全日空機が片方のプロペラが止まった状態で着陸した様子が映っていました。 全日空などは当時の状況を詳しく調べています。