【速報】斎藤知事は改めて辞職否定 会見では繰り返し「県政を前にすすめたい」「信頼回復に努める」パワハラ・おねだり疑惑

パワハラ疑惑などで揺れる斎藤知事は30日の会見で「県政を前にすすめたい」などと発言し、改めて辞職を否定しました。(兵庫県・斎藤知事)「県民の皆さんに心配をおかけしていることは申し訳ない。真摯に受け止めて、応援にも感謝して、しっかり県政を前にすすめたい。文書問題は、百条委員会などが進む中でしっかり対応していく。また、県の職員がそんな中でも業務を進めていくことには感謝しています。道は険しいかもしれないが、信頼回復に努めていく」兵庫県の斎藤知事をめぐっては、今年3月、県の元幹部(60)が報道機関などに文書を配布してのパワハラや“おねだり体質”などの疑惑について告発し、斎藤知事は当初「事実無根、ウソ八百」などと否定。元幹部は4月に県の公益通報窓口に通報しましたが、県は告発文書について「核心的な部分は事実でない」と、県は今年5月に元幹部を停職3か月の懲戒処分にしました。しかし、文書の一部に事実があったことが判明し、疑惑を調査するため51年ぶりに百条委員会が議会に設置されました。百条委員会での調査が進められる中、7月7日告発文書を作成した元局長が亡くなりました。これまでに百条委員会には、告発した元幹部が残した音声データや陳述書が提出されていました。そこには「ワインをちょっとまだ私は飲んでいないので ぜひまた」「この間はイチゴ、ジャム、塩はあれですけど また折を見て よろしくお願いします」といった音声が記録されていました。音声データは、西部の上郡町を訪れた斎藤知事が、特産品のワインについて関係者らと交わしたやり取りが録音されていました。百条委員会は今後県の職員にアンケート調査を行い、8月下旬から証人尋問を始める方針です。斎藤知事はこれまでも、進退について会見で問われていましたが、「県政を前に進めるのが今の責務」などとして辞職を否定していました。

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