資金洗浄グループ「リバトン」の主要メンバー2人が新たに公開手配され、逃亡中の1人を含め3人について、「旅券返納命令」を要請しました。 警察によりますと、新たに公開手配されたのは資金洗浄グループ「リバトン」の主要メンバーで住居不定・職業不定 伊藤真也容疑者(37)と住居不定・職業不定 川崎博之(37)です。また警察は、これまでに、公開手配している池田隆雅容疑者を含めて3人に、警察庁を通じて外務省に対して「旅券返納命令」を要請しました。 リバトングループを巡ってはこれまでに、詐欺の被害金などを別の口座に移し替えて資金洗浄をした疑いなどが持たれていて、グループのトップ・石川宗太郎容疑者(35)とナンバー2の山田浩輔容疑者(39)を含む15人が逮捕されています。 今回公開手配された、伊藤容疑者と川崎容疑者はいずれもグループの中で「法人・案件管理担当」で、現在は海外に逃亡しているとみられるということです。