9日、JR鹿児島線の箱崎駅で、改札口にある列車案内表示が誤った表示となっていたことで、利用客が列車に乗れなかったことが分かりました。
JR九州によりますと、9日、JR鹿児島線の箱崎駅で、午後6時41分発の下りの普通列車について、「のりば」の案内表示が「2番のりば」とすべきところを別のホームにある「3番のりば」と誤って表示されていたということです。
列車が出発後、利用客の1人から駅の係員に「利用予定の列車に乗車できなかった」と申告があったことで、発覚しました。
防犯カメラの映像から他にも10人ほどの利用客が、この列車に乗車できていないとみられるということです。
JR九州は、申告があった利用客に対して謝罪をし、後続の列車へ乗車してもらったということです。
JR九州は、「のりば」の誤表示の原因について、「お盆期間で臨時の特急列車を運行していて、普通列車の「のりば」が変わっていたが、案内表示の変更作業を失念していた」と説明しています。
JR九州は、「この度は、お客様に大変ご迷惑をおかけし申し訳ございません」「今後、このような事象が発生しないよう、全駅の係員に指導を行い、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。