外務省は11日、韓国の調査船が島根県の竹島南西の日本の排他的経済水域(EEZ)で海洋調査を無断で実施したとして、韓国側に「調査は受け入れられない」と抗議したと発表した。
発表によると、韓国の調査船「海洋2000」がワイヤのようなものなどを海中に投入していたことを日本側が確認した。外務省の鯰博行アジア大洋州局長が同日、在日韓国大使館の 金壮炫 次席公使に電話で申し入れを行い、調査の即時中止を求めた。
この調査船は6月にも3回、竹島の周辺海域で調査活動を行っており、外務省がその度に抗議した。