岸田首相の退陣表明を受け、秋田県の佐竹知事は15日、秋田県庁で報道陣の取材に応じ、「前から限界だと思っていた。この政権が続いても良いことがない」と岸田首相の政権運営を批判した。
佐竹知事は、自民党の不祥事に対する岸田首相の対応を「しっかりリーダーシップをもって収めていない」と評した。外交も「やってるように見えるけど、成果が上がってるかどうか全く目に見えない」と語った。
7月の記録的大雨の災害復旧については「省庁で動きますから影響があるとは思わない」と述べた。
次の首相に求めることを問われた佐竹知事は「危機感を持って人口減少と災害対策を重点的にやってもらわないと日本がますますダメになる」と語気を強めた。