今月20日、帯広市の国道で男性が車にはねられて死亡した事故で、警察は現場から立ち去っていた60歳の男をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは帯広市の会社員・小椋雄司容疑者60歳です。小椋容疑者は今月20日午前3時すぎ、帯広市西17条南1丁目の国道38号で男性をはねた後、救護せずその場から逃げた疑いが持たれています。
現場に倒れていた20代くらいの男性は頭や胸を強く打って病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。
小椋容疑者は「硬いものを踏んで乗り越えた感覚はあったが人だとは思わなかった」と容疑を一部否認しています。小椋容疑者は当時、仕事に向かう途中だったとみられていて、警察は動機などをくわしく調べるとともに、引き続き死亡した男性の身元の特定を進めています。