交際相手に暴行してけがを負わせたほか、大麻草を所持したとして、香川県警は30日、警察署勤務の20歳代の男性巡査を傷害と大麻取締法違反の疑いで書類送検し、懲戒免職処分とした。また、同僚の20歳代の男性巡査長を、検問日程などが記された勤務表をSNSで知人に漏らしたとする地方公務員法違反容疑で書類送検した。巡査長は警察官舎で巡査と一緒に危険ドラッグを摂取したほか、巡査の大麻使用も黙認していたという。巡査長は同日付で依願退職した。
発表では、巡査は今年2月、当時住んでいた官舎で、交際していた20歳代の女性の腹部を蹴るなどしてけがを負わせ、6月には自宅で大麻草を所持した疑い。容疑を認めているという。