東京・上野動物園のジャイアントパンダ、雄リーリーと雌シンシンが9月29日に中国に返還されることが発表されて初の週末となった8月31日、お別れの前に一目会おうと、多くの人が園を訪れた。
東京都によると、いずれも19歳で、高齢による高血圧などの症状が出ている。日中の専門家で協議し、移動可能な健康状態のうちに帰国させ、治療するのが望ましいと判断した。
繁殖研究目的で中国から借りていた。2011年2月に来日。すでに中国に返還された雌シャンシャンが17年に、双子の雄シャオシャオと雌レイレイが21年に生まれた。