台風から少し離れた関東の一部で土砂降りの雨 土砂災害の危険度が高い所も

今日8月31日(土)、台風10号は徳島県阿南市の南南西をゆっくりとした速度で紀伊半島方面に進んでいます。台風から少し離れた関東では、朝から雨が降っていて、土砂降りの雨となっているところがあります。道路の冠水や連日の総雨量が多いため土砂災害の発生には注意が必要です。
雨の降りやすい状況、土砂災害の発生に警戒
関東は南からの湿った空気の影響で朝から雨が降っていて、一部では活発な雨雲がかかっています。東京都練馬区で5時40分までの1時間に28.0mm、埼玉県越谷市では6時40分までの1時間に20.5mmの強い雨を観測しました。栃木県那須高原では、6時50分までの1時間に47.5mmの激しい雨を観測しています。昨日までに比べると強くは降らないものの、神奈川県から東京都、埼玉県にかけては土砂災害の危険度が高くなっていて、特に神奈川県西部では「危険」レベルの所もあります。引き続き湿った空気が流れ込んで、連日の総雨量が多いため災害の発生には警戒をしてください。東京都や神奈川県、埼玉県の一部には土砂災害警戒情報が発表中です。雨のピークを過ぎた後に土砂災害が発生することがありますので、自治体からの避難指示などを確認の上、引き続き安全な所で過ごすようにしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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