「お金がなかった」 報酬目的でキャッシュカード不正譲渡容疑、千葉の住職を逮捕

自分のキャッシュカードを正当な理由なく他人に譲渡したなどとして京都府警伏見署は4日、犯罪収益移転防止法違反の疑いで、千葉県流山市の住職、勝尾浩正容疑者(63)を逮捕した。「お金がなかった」などと供述し、容疑を認めているという。
逮捕容疑は6月、160万円の報酬を条件に、自己名義のキャッシュカード4枚を千葉県流山市の郵便ポストから東京都千代田区の郵便局に郵送し、何者かに譲り渡したなどとしている。
伏見署によると、別の口座売買事件の捜査の過程で勝尾容疑者の関与が浮上した。容疑者はX(旧ツイッター)で「キャッシュカードを送ってくれたら1枚につき40万円をプレゼントする」という内容の投稿を見つけ、LINE(ライン)で相手とやり取りした上でキャッシュカードを送っていた。報酬の支払いはなかったという。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする