「やります。刺すかもしれないし、自分を刺すかもしれない」 年下上司2人に錐(きり)のようなものを突き付け脅迫した疑いで国交省職員の50歳の男を逮捕 島根県松江市

島根県警松江警察署は9月4日、40代の上司2人に錐(きり)のようなものを突き付け脅迫したとして、国土交通省中国地方整備局松江国道事務所の職員の男(50)を、暴力行為等処罰法違反の容疑で逮捕したと発表しました。男は警察の調べに対し「警告するつもりで、錐を向けたことに間違いない」と話しているということです。
松江署によりますと、男は9月2日午後2時過ぎ、松江市の事務所内で40代の男性上司に対し、錐のようなものを突き付け「やります。刺すかもしれないし、自分を刺すかもしれない」などと話し、脅迫した疑いが持たれています。
事務所の関係者から「男が“千枚通し”を突き付けている」と通報があり、被害者などからの事情聴取で男を容疑者として特定し、逮捕しました。
男は上司に対し、複数の同僚の人事について理不尽な要求を行っていたといいます。
警察は、話し合いの場で上司が要求に応じられないと回答したところ、男が腹を立て犯行に及んだとみて、捜査を進めています。

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