「妻が頭をぶつけて出血した」119番通報するも…救急隊が事件と判断「臨場して欲しい」と警察へ連絡、バールで殴打の殺人未遂容疑の67歳の男「本当は殴りたくなかった」

10日夜、北海道北部の浜頓別町で妻の頭をバールで殴り、殺害しようとしたとして67歳の男が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、浜頓別町豊寒別に住む自称アルバイト従業員の櫻庭裕之容疑者67歳です。
警察によりますと、櫻庭容疑者は10日午後8時ごろ、自宅で60代の妻の頭をバールで殴り、殺害しようとした疑いが持たれています。
妻は頭にけがをしましたが、会話が可能で、命に別状はありません。
警察によりますと、事件直後、櫻庭容疑者が「妻が頭をぶつけて出血した」と119番通報し、駆けつけた消防が現場の状況から「事件の被害に遭った患者を取り扱っている。臨場してほしい」と警察に連絡しました。
警察は櫻庭容疑者から事情を聴き、容疑が固まったため11日夜、櫻庭容疑者を逮捕しました。
取り調べに対し、櫻庭容疑者は「私は妻を殴ったことに間違いありませんが、本当は殴りたくなかった」と話し、容疑を一部否認しています。
櫻庭容疑者は妻と2人暮らしでした。
警察は、櫻庭容疑者が犯行に使ったとみられるバールを押収し、事件の経緯など詳しい状況を調べています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする