衆院の早期解散を掲げ自民党総裁選に出馬した小泉進次郎元環境相(衆院神奈川11区)は14日の日本記者クラブ主催の候補者討論会で解散のタイミングを問われ「首班指名直後に可能となる」と発言、所信表明演説などを行わずに総選挙に踏み切る可能性を示唆した。
総裁選の投開票は27日で首班指名のための臨時国会は10月1日の召集が検討されている。野党は所信表明演説に伴う本会議質疑や衆参予算委員会の開催を要求。この日の論戦で小泉氏は「15日間もの総裁選があり、国民への判断材料も示されている」として「早期解散」をあらためて強調した。(有吉敏、三木崇)