2013年に安倍元総理が旧統一教会の幹部と自民党の総裁室で面会していたとの一部報道をめぐり、岸田総理は、安倍元総理と教団との関係の調査に否定的な考えを示しました。
朝日新聞は、2013年に安倍元総理が世界平和統一家庭連合の会長らと自民党本部の総裁応接室で面会した際のものだとする写真を入手し、掲載しました。
自民党はこれまでの調査で、党として教団との組織的な関係はなかったと結論付けていますが、安倍元総理と教団の関係についての調査は行われていません。
岸田総理「国会において、度々説明をさせていただいてきました。ぜひそれを確認していただきたいと思っておりますし、今の段階でそれに付け加えることはありません」
岸田総理は、国会で「(安倍元総理)本人は亡くなっており、何も釈明・弁明ができないなど、十分な調査はできないのではないかと考えている」などと答弁していて、きょうも安倍元総理に関する調査については否定的な考えを示しました。