地震復旧工事作業員3人不明、約30人がトンネル内に避難 石川

石川県能登地方の大雨の影響で、国土交通省北陸地方整備局は21日、輪島市門前町の国道249号・中屋トンネル付近で能登半島地震の復旧工事をしていた男性作業員3人が安否不明になっていると発表した。大雨に伴い、他に作業員約30人がトンネル内に一時避難したが、無事とみられる。
北陸地方整備局によると、21日午前9時半ごろ「土砂崩れがあった」と受注者から地元の工事事務所に連絡があった。土砂崩れは複数の場所で発生。作業員4人が安否不明となった。夜になってから、うち1人の無事が確認された。警察や消防が残る3人の救出を急いでいる。
中屋トンネルは全長1・3キロ。輪島市中心部と門前地区を結び、能登半島地震の被害を受け、復旧工事でトンネル内に鋼製プロテクターを設置。25日から住民らに限り片側交互通行を再開する予定だった。【高木香奈】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする