能登豪雨土砂崩れの珠洲市女性1人の死亡確認死者8人に

石川県能登地方を襲った記録的豪雨で大規模な土砂崩れが発生した珠洲市では、きのう夜、女性1人の死亡が確認されました。
珠洲市大谷町では今月21日の豪雨で土砂崩れが発生し、貞廣一枝さん(79)の安否がわかっていません。
消防によりますと、きのう午後3時ごろ、地区にある寺で女性を発見し、およそ5時間後に泥水に浸かっていた1階部分から救出しましたが、その場で死亡が確認されました。見つかった女性は、貞廣さんの可能性があるということです。
また、住宅4棟が流され、中学3年の喜三翼音さんら3人と連絡が取れなくなっている輪島市の塚田川では、自衛隊や消防など600人以上が捜索にあたりましたが、発見には至りませんでした。
捜索は広範囲に及んでいて、喜三さんの住宅があった場所からおよそ1キロ下流の海岸では、父親が翼音さんのクッションを見つけました。
父・喜三鷹也さん「翼音が最近まで使っていた枕。家の物がちらほら見つかっている」
石川県ではこれまでに8人が死亡し、7人の行方や安否が分かっていません。

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