2022年4月、北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ」が沈没した事故で、海上保安庁は26日、死亡した当時54歳の船長を容疑者死亡のまま書類送検しました。
業務上過失致死と業務上過失往来危険の疑いで書類送検されたのは、観光船「KAZU I」の船長・豊田徳幸容疑者です。
豊田容疑者は2022年、乗客を乗せて「KAZU I」を運航する際、船長として安全を確保する義務を怠り、船を沈没させ、自身を除く乗客・乗員25人を死亡させた疑いが持たれています。
第一管区海上保安本部は今月19日、運航会社社長の桂田精一容疑者も同じ容疑で逮捕して調べを進めています。