台風17号が発生 18号も発生へ
マリアナ諸島と沖縄の南で「台風のたまご」とも呼ばれる熱帯低気圧が発生しています。気象庁によると、この2つの熱帯低気圧のうちマリアナ諸島の熱帯低気圧が27日15時に台風17号となりました。沖縄の南にある熱帯低気圧も28日15時までに台風に発達する見込みです。発生すれば台風18号となります。10月2日までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。
台風17号の進路予想 マリアナ諸島から北へ
気象庁によると27日15時に、マリアナ諸島にある熱帯低気圧が台風17号となりました。台風17号は、1時間に10キロの速さで西北西に進んでいます。台風17号は、28日15時には小笠原近海に達し、中心気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、1時間に20キロの速さで北西に進むと予想されています。
29日15時には、小笠原近海を1時間に20キロの速さで北西に進み、中心気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルと予想されています。
30日15時には小笠原近海の西を1時間に15キロの速さで北に進み、中心気圧は998ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想されています。
1日9時には予報円の中心は日本の東の海上で、台風は1時間に30キロの速さで北北東に進む予想です。中心気圧は998ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想されています。
2日9時には北海道の東の海上を中心とする予報円に進む予想で、中心気圧は996ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルと予想されています。10月2日までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。
沖縄の南の熱帯低気圧 台風に発達する予想 進路は
27日6時に沖縄の南で発生した熱帯低気圧=台風のたまごは、気象庁の予測によると、28日15時にはフィリピンの東で台風に発達する予想です。発生すれば台風18号となります。台風は一時南下し、発達しながらその後沖縄地方に接近し、暴風域をともなって東シナ海方面に向けて北上するおそれがあります。
熱帯低気圧は27日15時には沖縄の南にあって、ゆっくりと南南西に進んでいます。中心気圧は1002ヘクトパスカル、最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルです。
熱帯低気圧は28日15時にはフィリピンの東で台風に発達する予想です。中心気圧は1000ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、南南西にゆっくりとした速さで進む予想です。
29日15時にはフィリピンの東を西にゆっくりと進む予想で、中心気圧は996ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想されています。
30日15時には沖縄の南を北西にゆっくりと進む予想で、中心気圧は990ヘクトパスカル、最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルと予想されています。
1日15時には暴風域をともない強い台風に発達し、沖縄の南をゆっくりと北に進み、中心気圧は975ヘクトパスカル、最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルと予想されています。
2日15時には沖縄の八重山地方付近を中心とする半径440キロの予報円内に進む予想です。中心気圧は975ヘクトパスカル、最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルと予想されています。
台風はその後東シナ海を北上し、九州・沖縄に影響を及ぼすおそれがあります。今後の台風情報と気象情報に注意してください。10月2日までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。