石破首相、午後に衆院解散へ 27日に総選挙

[東京 9日 ロイター] – 石破茂首相は9日午後、衆議院を解散する。総選挙は15日公示、27日投開票を予定する。岸田文雄前首相が退任するきっかけとなった派閥の裏金問題を巡る自民党の対応に、有権者がどのような判断を下すのかが最大の焦点となる。
1日の石破内閣発足後、わずか8日での解散となる。首相は自民総裁選での討論で、解散の前に予算委でのやりとりが必要と発言しており、言行不一致との批判もある。臨時国会の会期末となる9日には、解散に先立ち党首討論が行われる。
衆院議員の定数は465。会派別の現有議席数は自民党・無所属の会が258、公明党が32で、与党で290議席を占める。これに対し、最大野党の立憲民主党・無所属が99、日本維新の会・教育無償化を実現する会が44、共産党が10、国民民主党・無所属クラブが7、有志の会が4、れいわ新選組が3、無所属が8となっている。

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