生後3か月の次女の舌を切りつけたか、傷害容疑で20歳父親を逮捕…日常的に虐待の可能性

生後3か月の次女の舌を刃物のような物で切りつけて負傷させたとして、福岡県警は22日、父親で同県糸島市の会社員の男(20)を傷害容疑で再逮捕した。次女に複数の骨折が確認されたことから、県警は日常的に虐待していた可能性があるとみて調べている。
発表では、男は19歳だった昨年12月21日午後6時頃、自宅で、次女の舌の表面や裏側を刃物のような物で切りつけるなどし、約3週間のけがを負わせた疑い。傷の幅は約1センチだった。「傷つけたが、刃物で切りつけたりしていない」などと供述している。
男は今月2日、今年1月に自宅で次女の両頬に暴行を加えて約1週間のけがを負わせたとして傷害容疑で逮捕されていた。この事件については「頬をつねった」と容疑を認めている。
県警によると、男は当時、次女と長女(2)、2人の母親(20)と祖母との5人暮らしだった。次女の腕が腫れていたため母親が病院に連れて行ったところ、病院側が虐待を疑い、児童相談所と県警に通報。児相が今年2月に次女を保護した。

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