徳島県海陽町で、車が県道から約10メートル下の川に落下し、運転していたとみられる男性が下敷きになる事故がありました。男性は心肺停止の状態で救急搬送されています。
25日午後3時40分ごろ、徳島県海陽町久尾で、近くに住む男性から、「大きな音がしたので川を見に行くと、車が落ちていて人が下敷きになっていた」と警察に通報がありました。
警察が駆け付けると、水深約2メートルの川に、車がすっぽり水没した状態で、車の下に60歳から70歳くらいの男性が下敷きになっていたということです。
車は屋根のないタイプの軽自動車で、付近にほかの車や人はいなかったことから、県道から川に転落し、運転していた男性が水中に投げ出されたとみられています。
転落からおよそ2時間後の午後5時半ごろ、男性は川から引き上げられましたが、心肺停止の状態で、病院に搬送され意識不明の重体だということです。
警察は詳しい状況を調べています。