大阪府豊中市選挙管理委員会は28日、衆院選の比例選で、不在者投票525人分を投票締め切り前に投票箱に入れ忘れるミスをし、無効票扱いにしたと明らかにした。
市選管によると、開票作業中だった28日午前1時頃、得票総数と投票総数にズレがあると判明。投票用紙を捜した結果、同7時30分頃、開票所の駐車場に止めていた車の中の段ボール箱から、郵送などで届いた投票用紙525枚が見つかった。公職選挙法施行令では、投票締め切りの午後8時までに投票箱に入れなければ無効となる。
市選管の槌谷光義事務局長は「投票を無駄にしてしまい、申し訳ない。研修、指導を徹底したい」と話している。