路上で暴行を加えて現金を奪ったなどとして、大阪府警は31日、強盗傷人の疑いで、住所・職業不詳の少年(16)と鹿児島県の無職少年(16)を逮捕したと発表した。逮捕は30日付。
府警少年課などによると、2人は8月19日午前0時20分ごろ、大阪府東大阪市神田町の路上で、近くに住むアルバイトの当時18歳の男性に暴行を加え、現金約2万円を奪ったとしている。
1人は目出し帽をかぶり、通りかかった男性を「金を出せ」と脅迫。棒で男性の頭や腕を殴ってけがをさせ、財布から現金を抜きとって逃げたという。
付近の防犯カメラ映像などから2人が浮上。事件当時、2人は大阪府内に住む友人同士で、1人は事件後に鹿児島県に転居したという。