石川県内で正月三が日に餅を喉に詰まらせて病院に搬送された人が少なくとも4人(3日午後5時現在)いたことが、県内の消防への取材でわかった。このうち能美市の80歳代男性は、搬送先の病院で死亡が確認された。
能美市消防本部によると、1日午後1時頃、男性が餅を喉に詰まらせたと家族から119番があった。男性は心肺停止の状態で病院に搬送されたが、その後死亡が確認された。
このほか、同日に同市の80歳代と90歳代の男性、白山市の80歳代男性が餅や雑煮を喉に詰まらせたとして病院に搬送された。3人はいずれも、搬送時に意識はあったという。