岐阜県美濃市の市立中有知小学校の花壇で、9日にシカとみられる動物の頭部が見つかっていたことが同校や関署への取材でわかった。土に埋まっていたものを学校職員が発見したという。なぜ埋められていたのか、同署が調べている。
同校によると、同日午前9時頃、校務員の女性が花壇の土が盛り上がっていることに気づいた。児童が下校した午後3時頃に教頭の立ち会いのもと掘り起こすと、シカとみられる動物の頭部が見つかった。長さは40~50センチほどで、角はなく、土が浅くかぶせられた状態だったという。
同校の石原隆校長は「子どもたちが安心・安全に過ごせるように関係機関と連携していく」と話している。
関署によると、何者かが侵入して埋めた可能性のほか、動物が持ち込んだ可能性も考えられるという。