八潮市陥没から48時間以上、男性の救助作業は中断…未明に二つの穴がつながりさらに巨大に

埼玉県八潮市で起きた県道の陥没事故で30日午前2時半過ぎ、新たな陥没が発生した。既に開いていた二つの穴の間が崩れ、さらに巨大な穴に拡大した。直径20メートル以上とみられる。落下したトラックの70歳代男性運転手の救出作業は中断しており、消防などが再開に向けて準備を進めている。
県は29日深夜から、上流部の同県春日部市内で下水を河川に流す緊急放流を行っている。現場で下水道管から汚水があふれ出すのを抑えるためだ。飲み水に影響はない。県は引き続き、上流12市町の約120万人に対し、洗濯や風呂の使用をできる限り控えるよう呼びかけている。

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