《電気首輪・鎖・南京錠で物置に監禁》「般若のイレズミ、地下格闘技にも出場」山舗拓斗容疑者(30)の“悪の遍歴”と“意外な過去”「現場では結構いじめられてた」

1人の男性が、狭い物置小屋の中で発見された。男性の首には首輪がかけられており、首輪は鎖と南京錠で繋がれていたという。その上、首輪には電流が流れる装置も付いていた──。
衝撃的な事件が発覚したきっかけはコンビニ客からの通報だった。
「2月24日、津市のコンビニにいた客から『駐車場で男同士がもめている。2対1のけんかだ』などと110番通報がありました。 警察が駆けつけるとすでに3人はいなかった。防犯カメラを確認すると、2人が男性を車に連れ込む様子が映っていたということで、捜査を進めた結果、鈴鹿市内で建設業、山舗拓斗容疑者(30・やましきひろと)と作業員の伊藤康輔容疑者(29・いとうこうすけ)を発見しました。被害男性はその場にはおらず、山舗容疑者の自宅の物置小屋で監禁されているところを発見。県警は2人を逮捕しました。幸い男性にけがはありませんでした」(大手紙社会部記者)
人間に電流が流れる首輪をつけ、鎖でつなぐ。このような耳を疑うような犯行に及んだ山舗容疑者とは、一体どのような人物なのだろうか。容疑者の長年の知人が明かす。
「般若の刺青、地下格闘技大会出場」
「最近の拓斗は一人親方みたいな感じで足場の仕事をしていました。中学校を出て、鉄くず業者のような仕事とかテキ屋をやっていてね。それから足場の仕事を20歳前後で始めたのかな。若い頃は遊ぶ金ほしさに空き巣みたいなことをして、タイヤをちょろまかしたりしていたこともありますよ。
あと、背中に大きな般若のタトゥーが入ってるんですよ。般若は前に勤めていた会社の親方とおそろいですね。あと、本人が好きなゲームのキャラクターも入れてました」
NEWSポストセブン取材班が入手した山舗容疑者の写真でも、背中一面に刺青が描かれているのが確認できる。2016年秋には地下格闘技の大会に出場していたことも判明。今回の犯行態様と合わせて考えると、暴力的で“武闘派”なイメージが浮かんでくるが……。
「いや、地下格闘技の大会には親方の指示で出場させられて、負けてましたよ。身体は細いなりに鍛えているようですが、なかなか中途半端なやつでね。背は160センチちょっとで小柄なこともあって、足場の現場では結構いじめられていた。コミュ力もあまりなくて。仕事は真面目だし、上の言うことは聞くからかわいいところもあるんですけど、下にはとにかく理不尽なんです。『しばいたった』『土下座させて顔面蹴ってやった』みたいなことをよく言っていましたよ」

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